レオナルド・ダ・ヴィンチ展に行ってきました。場所は上野にある東京都美術館。 赤レンガが目立つ渋い美術館です。 チケットを買い、音声ガイドも借りてみたら 唐沢寿明と松坂桃李が担当と書かれておるではありませんか。 おー凄いなぁと聞いてみりゃ 最初と最後くらいしか喋っておらず殆ど女性が解説。 しかも音声ガイドも疎ら。 特に知りたい情報などはモニターで解説してくれていたり デカイパネルで解説していたりと音声ガイドで得られる情報より濃く 正直、この展示会での音声ガイドはあまり良くありませんでした。 つーか何でその二人なんだよ、と思ったら 番宣っつーかテレビ絡みだそうで・・・・うーん、中途半端な(笑 んで なんつーか 展示されている内容は2/3ほど レオナルド以外の作品や書物で もちろん歴史的にも美術的にも価値のあるモノではあるんですが まぁ正直、レオナルド展で来てるのに 別に・・・っていう気持ちの方が何というか前に出て なんつーかまぁはい。つまんね。ううううん。 一番の見どころは「アトランティコ手稿」というメモ。 これは流石に凄かった。 レオナルドの人間性が顧みる事が出来て凄い面白い。 一見すると子供の自由帳かと思うほど乱雑な落書き。 が、いざ目の前にしてみれば ひとつひとつが繊細で精密、かつ整頓された構図。 端に書かれた文字なんか見ても ビックリするほど物凄く小さくビッシリて書かれ すんげぇ神経質な人なんだろうなぁと思ってしまいます(笑 様々な研究、設計などのスケッチは今みても感心するレベルで やっぱ天才はすげぇなあという言葉しか出てきません。 こういった手稿は全部で1100枚以上あり レオナルドの絵画などの芸術作品と比べると圧倒的な数。 芸術家というよりもやはり研究家なんだなぁ。 今回、来日し展示している手稿は22枚。 全てにおいて感慨深いものでした。 そんでもう一つの目玉「音楽家の肖像」 人体を理解しているからこその表現方法が とても肉々しく立体感が凄い。 吸い込まれるかのような存在感もまた圧巻。 流石に多くの人が足を止め この前だけは混雑しておりました。 ただまぁ未完成なようで 言われてみれば顔と手しかちゃんと描かれていませんでした(笑 見どころはぶっちゃけこの二つだけでしたが それでも、かなりの満足度。 いやはやギリギリに行けて良かったです。 いやーアサシンクリードで知ってるレオナルドは ただのゲイ野郎だったんだけどなー(笑